審判離婚とは

「調停離婚を目指したが、当事者の意見がまとまらず、調停が不成立に終わってしまった」。
実は、このような場合においても、家庭裁判所が相当と認めた場合には、事情を考慮して、離婚の申し立ての趣旨に反しない限度内で、離婚を判断することができるのです。これを「審判離婚」と呼びます。
例えば、
・わずかな相違点で夫婦が離婚を拒否している
・双方が納得する結論がすでに見えている
このような場合、審判離婚が活用されることがあります。
審判離婚は、最終手段である裁判離婚と比べて、申立ての方式や申立手数料の点で簡易な手続きであると言えます。
また、審判の手続が一般には公開されないこともメリットの一つです。つまり、夫婦の内情を世間に公表することなく、離婚することができるのです。
しかし、審判離婚は、あくまでも当事者ではなく、裁判所が下した決定です。その判決は絶対ではありません。審判が下された後、当事者のうちのどちらか一方が異議申し立てをすると、理由を問わず、審判の効力は失われてしまいます。それゆえ、結局は裁判離婚をするしかない、という状況に至ってしまう可能性も充分に考えられます。

clear style綜合探偵事務所は、浮気調査をはじめとして、結婚調査、素行調査などの各種調査、また裁判証拠収集など、お客様からの幅広いご要望にお応えしております。
東京都、関東近辺を中心に、全国各地にお住いのお客様のご相談をお受けいたしております。
離婚や浮気調査などでお悩みのお客様は、お気軽にご相談ください。