ストーカー被害に遭った場合、迷わず警察に相談する必要がありますが、警察に動いてもらうためには重要なポイントがあります。
本記事では、ストーカー被害に遭っても警察が動かないケースを解説します。
ストーカー行為とは
ストーカー行為とは、特定の相手に対する恋愛感情やそのほかの好意の感情、またはその感情が満たされなかったことへの怨恨の感情を充足する目的で、つきまといなどを繰り返し行うことを指します。
ストーカーに該当する行為は以下の通りです。
- つきまとう、待ち伏せる、押しかけるなどの行為
- 面会や交際の要求
- 携帯電話や勤め先などに何度も電話をかけてくる(無言電話、FAXなど)
- 名誉を傷つける(誹謗中傷)
- 監視していると告げる行為(帰宅後に「おかえり」などと電話やメールをしてくる)
- 大声で「バカヤロー」と叫ぶなどの乱暴な言動
- 汚物や動物の死骸など、不快感や嫌悪感を与えるものを送り付ける
- わいせつな写真を送り付け、性的羞恥心を侵害する
- GPS機器を取り付ける
ストーカー被害に遭っても警察が動かないケース
2017年にストーカー規制法が改正され、警察はより広く対応できるようになりましたが、ストーカー被害に遭っても警察が動いてくれないケースがあります。
詳しく確認していきましょう。
犯人が特定できていない
ストーカー行為をしている犯人が特定できていない場合、被害届を出してもすぐに逮捕ができません。
誤認逮捕をしないためにも積極的に動くことができないため、この段階では被害を予防するための対策を講じたり、周辺のパトロールを強化したりという動きになるようです。
証拠が不十分
ストーカーの被害届を出しても、証拠が不十分で対処してくれないケースは多々あります。
警察は、あくまでも集められた証拠をもとに法的対処を行う機関であるため、実際に動いて証拠を集めてくれることはありません。
ストーカー被害を証明するための証拠は最低限抑えておく必要があります。
有効なストーカー被害の証拠を集める
ストーカー被害で警察に動いてもらうためには、有効な証拠を集める必要があります。
まずは、犯人からの怪文書、嫌がらせの手紙などの送付物は、指紋やDNAが採取できる可能性もあるため保存しておきましょう。
また、不快極まりない汚物やおぞましい動物の死骸なども早く処分したいとは思いますが、可能な限り写真に撮って残しておきます。
このほかにも、ストーカー被害の決定的な証拠になり得るものは以下の通りで、その都度残しておくことが大切です。
- ストーカー被害が明確である写真、音声や映像
- 着信履歴、メール・LINEやSNSアカウントなどのスクリーンショット
- 犯人の身元についての情報
- 犯人との関係性を証明できるもの
まとめ
本記事では、ストーカー被害に遭っても警察が動かないケースを解説しました。
ストーカー被害は、危険も伴い精神的なストレスを与える非常に悪質な犯行です。
警察に被害届を出したいが証拠が不十分である場合、証拠収集のプロである探偵事務所に相談することも検討してみてください。